センサレス剪断力測定機構
リニアアクチュエータを用いた
せん断力測定およびフィードバック機構の開発 ― 介護現場のオートメーション化
ユーザ:東京電機大学 五十嵐研究室
久保田研究室HP
本研究の概要:こちら
◆研究の概要より抜粋
介護従事者の腰痛発症は顕著で、症状を有する介護従事者のうち55.6%は介護従事後2年以内に腰痛を発症しています。これらの要因として移動介助や体位変換などが挙げられます。
実際の介護の現場では、体圧分散寝具を用いて、体位変換を4時間に1 度行う必要があるとされています。しかしながら、適切な介護は、褥瘡のリスクを看護師やケアマネージャーなど見識のある人でないと適切な判断が難しいものとなっています。
この機構により、1人1人に応じた力を測ることができます。
それに伴い、体位変換を行うことで褥瘡を予防することが可能となります。また最終的には、せん断力および圧力を測りながらフィードバックを行うことで、専門的な知識を要求される介護の自動化も期待することができるのではないかと考えています。
採用モータ
| 型式名 | 製品名 | 備考 | |
| 1 | MDH-7018-648KE | 小型ダイレクトドライブモータ | 外径φ70mm、中空径φ25mm 分解能2,592,000C/R ピークトルク3Nm |