身体感覚を伝送する双腕型ロボット「GP-Arm」

身体感覚を伝送する双腕型ロボットの開発に成功 ―世界初の高精度力触覚技術を搭載―

ユーザ:慶應義塾大学 ハプティクス研究センター/野崎研究室
野崎研究室HP



■以下NEDOニュースリリースページより抜粋
NEDOと慶應義塾大学は、身体感覚を伝送可能な双腕型ロボット「General Purpose Arm」の開発に成功しました。
本ロボットは、視覚、聴覚、移動感覚を伝送でき、さらに、触覚の伝送としてロボットがモノに触れた感覚をあたかも直接触ったかのように感じさせる世界初の高精度力触覚技術を搭載しています。これにより、操作者は遠く離れた場所からであっても高い臨場感を持ってロボットを操作することが可能です。
本ロボットにより、自身の存在や行動が時空間的な拘束から開放されることとなり、人間の代替として産業、家庭、福祉介護、医療、農業など、人手や手間暇のかかる分野の自動化、省力化、そして人間と協調した作業での活用が期待されます。


採用モータ

型式製品名備考
1MDS-2018-9000E超小型ダイレクトドライブモータ外径φ21mm、
分解能36,000C/R
ピークトルク130mNm
2MDH(12)-4018-6750E小型中空大口径
ダイレクトドライブモータ
外径φ40mm、中空径φ12mm
分解能26,000C/R
ピークトルク1Nm
3MDH-7018-16384E小型中空大口径
ダイレクトドライブモータ
外径φ70mm、中空径φ25mm
分解能65,536C/R
ピークトルク3Nm

μDDモータ採用理由

小型高トルクであるμDDモータを採用し、減速比を小さくすることで、
リアルハプティクスを鮮明に伝える良好なバックドライバビリティを実現することが可能となりました。

本業務委託による新製品
MC-200Cシリーズ

 超小型ながら最大25Aの高出力。
 NEDO及び慶應義塾大学ハプティクス研究センター、
 野崎研究室と共同研究にて開発。
 国内生産により短納期、低価格となり
 カスタム対応も可能に。
 ヒューマノイドロボット、ロボットアーム、
 ロボットハンドに最適。