エンコーダの取付方法から選ぶ・学ぶ
How to attach
軸形状・測定方法から探す
動画で観る中空軸エンコーダの取付方法(MEH,MAH)
取り付け手順
①エンコーダへスプリングフランジを取り付ける
エンコーダ本体ベースのPCD取り付け用穴に、オプション品のスプリングフランジを付属品「サラネジ・ザガネA・ザガネB」を使用して取り付けます。
②段付き加工とネジ加工を施した測定対象軸にエンコーダを挿入する
測定対象軸に段付きと先端部に雄ネジを追加工して、エンコーダの中空シャフト端面をその段付き面に突き当て差し込みます。
③ナットでエンコーダの回転軸を挟み込み固定する
ナット締めの要領で、中空シャフトをスラスト方向で挟み込みします。
※ナットを締め込みする前にエンコーダシャフトを軽く回転させながら、芯振れの少ない箇所で締め込み固定してください。
④スプリングフランジと装置筐体を固定する
最後にスプリングフランジの外周側取付穴を使用して、装置筐体と固定してください。(筐体固定用のネジは付属していません)
また、筐体と固定する際はスプリングフランジと筐体との間には2.5mm以上のスペーサを利用して、スプリングフランジが筐体と接触しないようにしてください。(スプリングフランジのばね性が確保できない為)
ホールタイプエンコーダ組付け注意点
ホールタイプのメリット
高精度検出
被測定軸にダイレクト装着できる中空軸形状です。シャフトエンコーダの様にカップリングの必要もなく、機械装置にフィットした形で取り付けられるため、機械誤差を低減し軸回転を高精度に読み取ります。
省スペース化
相手側軸に直接取り付けられるため、装置への取り付け部品点数削減が可能です。カップリングを使用しないため、軸方向の省スペース化を図ることができます。
コスト削減
機構部品を簡素化し、機械装置全体のコスト削減に貢献します。
シャフトタイプエンコーダ(MES/MAS)取付方法
MES-20またはMES-30の片軸シャフトにて、シャフト側から本体ベースを取り付けられない場合にご使用ください。